歯を抜かない矯正治療
歯を抜かないことの利点

現代において、お子様の矯正治療で主に採用されている方法は「歯を抜く矯正治療」です。永久歯が生えそろったら上下左右の4本の小臼歯を抜き、矯正器具を装着するのが一般的な矯正治療方法なのです。
一方、なまため歯科では「抜かない矯正治療」を推進しています。「抜かない矯正治療」には「噛み合わせが安定する」「気道が拡張され、呼吸の改善が行われる」「健康な歯を残せる」というメリットがあります。
・噛み合わせが安定する
もともと人間の顎に備わっている歯の本数を減らさずに矯正を行うことで、噛み合わせを整えやすいというメリットがあります。歯を抜いて行う矯正とは、「無理矢理作ったすき間に、本来そこにない歯を並べる」ことなのです。その場合、外観は整っていても、自然な歯並びではなくなってしまうというデメリットがあります。
「抜かない矯正治療」とは「本来そこにあるべき歯を、あるべき場所に並べていく」ことです。どちらが自然な行為であるかは比べるまでもありません。噛み合わせを自然に戻すことで全身の力のバランスが整い、不定愁訴(肩こり・頭痛・腰痛)などが改善されたという報告もあるほどです。
・気道の広さをキープでき、呼吸の改善が行われる
「歯を抜く矯正治療」は歯列を構成する歯の本数を減らしてしまうため、口内の容積が減少していまいます。これにより、舌の位置が喉の奥に下がり、気道を狭めてしまうのです。気道を狭めることとは、すなわち「呼吸による酸素摂取を阻害する」ことです。慢性的な疲労や集中力不足の原因ともなる酸素不足――その原因の1つが舌の位置や歯並びにあることをご存知ない方は多いのではないでしょうか? その点、「抜かない矯正治療」は気道を本来のサイズにキープすることが可能になります!
・健康な歯を残せる
現在、厚生労働省と日本歯科医師会が推進している「8020運動」。「80歳まで20本以上自分の歯を残しましょう!」という働きかけです。しかし、幼少時代に健康な歯を矯正治療で4本も抜いてしまっては、残るべき歯も残らなくなってしまいます。そもそも何の問題もない健康な歯を抜くという考えに抵抗はありませんか?「抜かない矯正治療」は、8020運動にも沿っていますし、考え方として健全な治療法だといえるでしょう。
歯を抜かない矯正装置―ビムラー(Bimler)とは―

当院ではドイツ生まれの矯正装置「ビムラー(Bimler)」によって「抜かない矯正治療」を実現しています。この「ビムラー」には以下の5つのメリットがあります。
・機能矯正装置である
舌や唇の機能や運動を訓練し、正常にする効果があります。一般的な矯正装置であるブラケット装置にはない効果です。
・装着は夜だけでよい
「ビムラー」の装着は夜だけで構いません(5〜8歳に始めた場合)。一日中装着していなければならないブラケット装置とは異なります。見た目を気にするお子様の矯正には最適です。
・痛みがない
従来の矯正に使用するブラケット装置は、唇や歯茎にワイヤーが当たり、口内を傷つけてしまうおそれがありました。一方、「ビムラー」は弾力性のある素材で製作されており、これらの欠点を払拭しています。
・成長発育を利用するため、顎のバランスが整う
「ビムラー」はお子様の顎の成長、歯の成長の力を利用して歯並びを矯正します。そのため自然に歯を移動することができ、顎関節に負担がかかることもありません。
・永久歯を抜くことなく矯正治療を行える
「ビムラー」による矯正治療のスタートが8歳くらいまでであれば、生えそろった永久歯を抜く必要がありません。一方、ブラケット装置を使用した従来の矯正治療は、抜歯することも初めから選択肢に入れられています。
当院では上記の利点により「ビムラー」を使用した矯正治療を推奨しています。お子様の矯正治療であれば、「ビムラー」を使用することで「抜かない矯正治療」が可能だからです。また、大人の方の矯正治療においても「抜かない矯正治療」を実現させるために「床矯正」という治療方法を使用しています。こちらは「ビムラー」とは異なり、24時間の装着が必要になりますが、「抜かない矯正治療」が可能な治療方法なのです。
>>ビムラーを使用した矯正治療例はこちら
4歳から8歳までが最も良い時期です!
小学校1、2年ぐらいで始めると機能と相俟って非常に良く治ります。右目と左目の大きさが違う、鼻筋が曲がっている、背骨が曲がっている等は早くやれば治っていきます。まだ成長発育している間にやれば色々と変えていけます。学校では装置をつけずに自宅だけでも可能です(昼間はしなくても良い)。成人でもかなりの人が抜かずに治しています。
また、当院で用いておりますビムラーの矯正装置は弾力性があり、装着感が良く応用範囲が広いという特長があります。ヨーロッパで30年以上も使われていて、
身体にも優しく、痛みも伴いません。
ぜひ一度ご相談下さい。
>>ビムラーを使用した矯正治療例はこちら

